便利だけど目が疲れる? 電子書籍の読み疲れを解消するには

眼科まっぷ
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2014年10月20日

便利だけど目が疲れる? 電子書籍の読み疲れを解消するには

「電子書籍」はとても便利なものなのですが、読んでいると目の疲れや首、肩のコリを感じてしまうことがありますよね。この電子書籍の読み疲れ、どうやって解消すれば良いのでしょうか?

便利だけど目が疲れる? 電子書籍の読み疲れを解消するには

「電子書籍」は便利だけど目が疲れる?

専用端末やタブレットPC、スマートフォンなどで、多彩なコンテンツを読むことができるのが「電子書籍」です。なんといっても紙の本であればとても持ち歩けない何十冊、何百冊という量のデータを保存して、いつでもどこでも気軽に読むことができるのが魅力ですね。今後ますますポピュラーなものとなってくることでしょう。
でも、「電子書籍を読んでいると目が疲れる」とか「首や肩がこる」という話もよく耳にします。今回は電子書籍の読み疲れを解消する方法についてお話しましょう。

専用端末もタブレットPCも「VDT」です

電子書籍を読むための専用端末もタブレットPCもスマートフォンも、これらはすべて「VDT(Visual Display Terminal:画面表示装置)」ですから、当然のごとく画面から光が発せられます。この画面の明るさと周囲の明るさに極端な差があると、瞳孔が拡大と縮小を繰り返すことになるため目が疲れます。人間の目は自ら発光するものを見続けるには適していないのですね。紙の本を読む時より電子書籍を読む時の方が目の疲れを感じやすいのはそのためだと考えられます。
また、VDTから発せられるブルーライトが網膜の機能低下を引き起こしてしまうとも言われています。もちろん同じ姿勢のまま電子書籍を読み続ければ、首や肩の血流が悪化してコリや痛みが生じる可能性が高まるでしょう。

目の疲れの解消法

電子書籍を読んでいて目の疲れを感じたら、まずは「休憩」を入れましょう。パソコンワークなどのVDT作業と同様に、連続して読み続けるのは1時間を超えないようにして、読書と読書の合間には10分~15分の休憩時間を設けてください。休憩時間には擦って温めた手の平でまぶたを覆ってあげると、血流が向上して疲れが取れます。目頭の内側の鼻の付け根のくぼみにある「睛明(せいめい)」というツボや、こめかみの「客主人(きゃくしゅじん)」というツボを刺激するのも効果的です。
電子書籍を読むための端末は文字サイズを変えることができますから、読みやすい大きさに調整しておくと疲れ目の予防になります。また、端末が目に近すぎると負担がかかりますので、40cm以上は離して読むようにしてください。さらに暗い場所で読む際には、背景色を黒く反転すると目に優しいですよ。

首や肩のコリの解消法

電子書籍の読書だけでなく、VDT作業全般が“うつむいた姿勢”になりやすいものです。この姿勢は首から肩の後ろにある筋肉で4~5kgあるといわれる頭を支えなければならなくなるため、長時間続くと大きな負担となります。1時間ごとの休憩時間に「手を後ろに組んで胸を反らす」とか「顔を上にあげて首の前側を伸ばす」「首を左右に倒す」などのストレッチをして、血流を回復させてあげましょう。
電子書籍端末を立てるスタンドも市販されていますので、それらを活用するなどして負担の少ない姿勢で読書を楽しんでくださいね。