PC環境は目に影響する! いまさら聞けない輝度と照度の違い

眼科まっぷ
  1. PC環境は目に影響する! いまさら聞けない輝度と照度の違い
2014年10月27日

PC環境は目に影響する! いまさら聞けない輝度と照度の違い

パソコンワークにおいて目の疲れや作業の能率を左右するのが「光」です。そして光による明るさのレベルを示す単位には「輝度」と「照度」があります。この二つの違いを確認しておきましょう。

PC環境は目に影響する! いまさら聞けない輝度と照度の違い

光は目の疲れや作業の能率を左右します

皆さんはパソコンワークをする際に「光」を気にしていますか? 光は目の疲れや作業の能率を左右しますので、しっかりと調整しなければなりません。そこで理解しておかなければならないのが「輝度(きど)」と「照度(しょうど)」の違い。どちらも光による明るさのレベルを示す単位ですが、混同しやすい言葉でもありますよね。ここでもう一度、「輝度」と「照度」の違いを確認しておきましょう。

「輝度」と「照度」の違いを理解しよう

まず「輝度」についてです。輝度とは、「ある点(面)からどれだけのレベルの光が発せられているか」を示します。発せられる光は自らが発光している場合もありますし、反射している場合もあります。輝度の単位は「カンデラ(cd/㎡)」で表します。
次に「照度」ですが、照度とは「ある点(面)がどれだけのレベルの光を受けているか」を示します。照度の単位は「ルクス(lx)」で表します。

パソコンワークにおける「輝度」と「照度」

それではパソコンワークにおける輝度と照度は何を指しているのでしょうか。
輝度はディスプレイから発せられる光です。調整はディスプレイ本体またはOSのコントロールパネルから行うことができます。基本的に輝度の高すぎる(明るすぎる)ディスプレイは目を疲れさせます。
照度はディスプレイやキーボード、さらには作業デスク全体への光です。この光は室内照明や外光などに影響を受けます。太陽光が入る窓際のデスクなどで照度の変化が大きくなると、ディスプレイが見づらくなるため目が疲れます。仕事をする上では照度は一定であるべきです。

疲れ目を軽減して能率を上げる明るさとは

ごく普通の室内照明での明るさであれば、ディスプレイの輝度は80~120カンデラほどが適切な範囲です。ディスプレイの明るさと室内の明るさに差がない方が目の負担は少なくなるため、照明の少ない薄暗い部屋であれば60カンデラまで落とし、とても明るい部屋であれば150カンデラを目安に調整してみてください。室内の明るさに応じて輝度を自動調整してくれる便利なディスプレイもありますよ。
照度に関しては、キーボードなどデスク上へは300ルクス以上、ディスプレイへは500ルクス以下と「VDT作業ガイドライン」で勧められています。もし太陽光が入ってディスプレイへの照度が高くなるようであれば、ブラインドやカーテンで遮光して調整するようにしましょう。