室内環境に最適化! 「中近両用メガネ」とは?

眼科まっぷ
  1. 室内環境に最適化! 「中近両用メガネ」とは?
2016年01月25日

室内環境に最適化! 「中近両用メガネ」とは?

今やメガネは環境に合わせて使い分ける時代です。近距離から中距離を見る時間が長い室内では、それに最適化した「中近両用メガネ」を使うことをお勧めします。

室内環境に最適化! 「中近両用メガネ」とは?

室内では近~中距離を見る時間が長い

メガネ愛用者の皆さんに質問です。皆さんは「中近両用メガネ」ってご存知ですか? 一般的に視力を矯正するメガネは、遠くが見えるように度数を合わせて作ります。自動車の運転をするときや屋外にいるときには遠くが見えないと困りますものね。でもお仕事がパソコンワーク中心の方や、ご自宅の中で活動することの多い主婦の方などは、遠くよりももっと近距離から中距離を見る時間が長くなるはずです。そんな方々に活用していただきたいのが「中近両用メガネ」なんです。

中近両用メガネとは?

遠くが見えるように度数を合わせて作ったメガネで近くを見ようとすると、目のレンズである水晶体の厚みを調整する「毛様体筋」という筋肉に負担がかかります。この負担が長時間に渡ると、毛様体筋内の血流が悪化してピント調整機能が低下し、疲れ目の原因となってしまいます。
中近両用メガネは遠くに焦点を合わせた一般的なメガネとは違い、手元から5m先ぐらいまでの距離に焦点を合わせたものです。室内環境ではこのような近~中距離を見ることがほとんどなため、オフィスでパソコンワークをしたり、ご自宅で家事をしたりする際に中近両用メガネを活用すれば、毛様体筋に負担をかけることなく快適に過ごすことができるのです。

遠近両用メガネとの違いは?

「遠近両用メガネとは違うの?」と思われる方も多いでしょう。遠近両用メガネは正面を見ると5m以上の遠距離に焦点が合い、下を見ると30cm以内の近距離に焦点が合うようになっています。つまり、机の上に置いた新聞や書類は見えるものの、正面にあるパソコンの画面は見えないということですね。さらに近距離は見えても長時間見続けると疲れてしまいますので、やはり「遠くを見ることが主体」「近くは“おまけ”」だと考えるべきでしょう。

二つのメガネを使い分けよう!

遠くは少しぼやけてしまいますが、中近両用メガネは「キッチンで料理をしながら少し離れたリビングのテレビを見る」とか、「パソコン画面を参照しながら会議を行う」などの、室内環境に多い近~中距離へのピント合わせにフレキシブルに対応してくれます。
もちろんこれで自動車の運転はできませんから、ぜひメガネを愛用している方は「屋外用(遠距離用)」と「室内用(近~中距離用)」の二つを使い分けるようにしてください。残念ながら一つのメガネで全ての距離にピントを合わせられるのは30代までです。20代~30代の方であっても、パソコンワークで目の疲れを感じているメガネ愛用者の方は、積極的に中近両用メガネを使ってみてくださいね。