便利さの裏側にリスクがある!? デジタル化が引き起こす視力低下にご用心

眼科まっぷ
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2016年03月14日

便利さの裏側にリスクがある!? デジタル化が引き起こす視力低下にご用心

IT化が進んだ現代は昔と比べ物にならないほど便利な時代になりました。しかし、この便利さの裏側には「視力低下」というリスクがあります。皆さんの目は大丈夫ですか?

便利さの裏側にリスクがある!? デジタル化が引き起こす視力低下にご用心

なんと便利な時代なのでしょう

現代はIT技術の進展とデジタル機器の普及によって、とても便利な時代となりました。朝食をとりながら新聞を開かなくても通勤中にスマートフォンでニュースをチェックできますし、小説や動画を楽しむことだって簡単です。職場についても仕事はデジタル化が進み、学校だってパソコンやタブレットの活用は当たり前ですから、作業や勉強の効率は格段に上がっています。プライベートタイムでも、メールやSNSで遠く離れた友達と瞬時にコミュニケーションが取れるのは本当に便利ですよね。買い物だってインターネットを使えば何だって手に入ります。

でも目には受難の時代です

しかし、生活がデジタル化されたおかげで、目は一日中休むことなく酷使されています。近距離にあるディスプレイを見続ければ目の周辺の筋肉は緊張しますから、一時的なピント調整機能の低下が起こります。これは「仮性近視」と呼ばれる調節麻痺で、目を休めれば元に戻るのが普通なのですが、この状態が長期にわたると本当の近視になるケースがあるのです。
アメリカの国立眼病研究所の調査報告からも、1970年代には25%ほどだった近視率が1999年~2004年には42%にまで増加していることが分かっています。生活のデジタル化と近視の関係性について科学的な立証データはないものの、多くの専門家たちはデジタル化によって生活スタイルに何かしらの影響が及んでいると考えているようです。

メリハリをつけた利用が肝心です

このように、便利さの裏側には「視力の低下」というリスクが潜んでいますから、日頃から用心しておくことに越したことはありません。そこで以下のポイントに注意してみてください。

● 連続的なデジタルワークは1時間を超えないようにして、10分程度の休止時間を入れる
● ディスプレイの輝度や位置を調整する
● メガネをかけている方はデジタルワーク用のメガネを活用する
● プライベートでのSNSの利用は1日3回などの制限をかける
● オフタイムは室内にこもらず、屋外で活動をする趣味を見つける
● 口頭で伝えられるものは口頭で伝える

デジタル機器に依存してしまうのは非常に危険なことであり、視力の低下どころでは済まなくなるかもしれません。便利な時代になったからこそ、しっかりとメリハリをつけて利用するようにしましょう。